2009年釣り納め in 大洗

素人釣人

2009年12月31日 23:28

妻の実家にやって来ました。いわゆる帰省というものです。
はるばる岐阜県から茨城県ひたちなか市まで。520キロ、車で5時間半。

茨城県といえば有名な大洗港があります。この時期はヒラメが釣れます。ヒラメに誘われて大晦日に船釣りに出ました。実家から大洗港までは車で15分。海に近くてうらやましい。

5:30出港。まだ日の出前で真っ暗闇です。


今回は息子も連れていきました。

出血大サービスです。小学生は大人の半額とはいえ、6000円。知多の師崎からでしたら大人が船に乗れる金額。絶対釣ってくれよーっと気合いを入れます。


ヒラメ釣りは生きた鰯を餌として泳がせて釣ります。この釣りは早合わせは禁物で、3度目に合わせるよう言われています。

一度目はヒラメが近づいて鰯が逃げようとするあたり、
二度目はヒラメが食いついた時の当たり、
三度目はヒラメが餌を飲み込んで、深場に移動する際に感じる当たりだそうです。

ニ度目の当たりであわてて合わせてしまい、針掛かりする前にすっぽ抜けてバラしてしまうパターンが多いそうです。息子にも口を酸っぱくしてこの当たりのパターンを口頭ベースで教えておきます。息子は分かった分かったと言っているが本当に分かっているのだろうか。

6時頃釣り開始。大晦日の日の出がとてもきれいです。

初日の出に対して、何というのでしょうか。終日の出?。


さてさて、四苦八苦しながら鰯に針を付け海に投げ込みます。底についてから1mほど上げると、すぐにビビンっ!という当たりが来ました。ここで合わせてはいけないと思い、待ち続けると、もう一度強く引き込まれます。この当たりなのかな〜と思い、合わせると、途中まで重いのですが、すぐに軽くなってしまいます。上げてみると鰯がいません。

また四苦八苦しながら鰯を付けて投入すると、同じような当たりがあり、今度は早合わせをせずに待ち続け、もういいだろうという時に、竿を上げてきいてみると、全く当たりもなく、餌だけとられていたり、素人には、頭では分かっていても、いつ合わせればいいのかぜんぜん分からない釣りということが分かりました。

息子も苦戦している模様。まず鰯を針に付けるのに時間がかかっている。手には鰯の鱗がびっしり。海に投入する前に、鱗がほとんどとれてしまった瀕死の鰯。。加えて、あれだけ口を酸っぱくして教えておいた3度目の合わせに対し、ワカサギ合わせ(早合わせ)をしておられる

釣れるわけありません。でも、いろいろと口出すと、機嫌が悪くなるのでしばらくは本人の自由にさせておくことにします


自分の方はというと、人のことを言える立場にもなく、何度かの当たりに対し、バラしてばかりいるうちに当たりもなくなってしまいました。周りの人もまだ1匹もヒラメを上げていません。すると隣の人がマトウ鯛をあげていました。あんなのも釣れるんだ~と感心。



つらい時間がすぎていきましたが、船長の2度目の場所移動後に、ようやくヒット。


初めてヒラメなる魚を釣ったのでとっても嬉しい

どうやら、左舷側では初のヒラメらしく、周りが活気づきます


でも後が続きません。その後は全く当たりさえもなく、船長もあえなく場所移動。4度目くらい?の場所移動後に、息子にヒット!
竿がぐぐーんとしなり、何だろう?とドキドキしながら見ていると、
良型のヒラメでした。



いつの間に合わせ方をマスターしたのか、ちゃっかり父親よりもいいサイズのヒラメを釣ってしまわれました。。いや、素晴らしい。

その後はまったく釣れませんでした。
左舷ではヒラメが釣れたのは、私たち親子だけ。。なんだか、日が悪かったようです。


でも、最後にサプライズがありました。
根掛かりしたかと思った私の仕掛け。でも、少しづつですが、ラインを巻くことができ、上にあがってきます。かなり重いです。お祭りかな~とおもいながら、15分ほど格闘しあがってきたのは、


















大ダコ!





見たこともないようなでっかいタコが上がってきました。
これには、両隣の皆さんと船長もびっくり。

「お正月にいいな~」

と皆様にお褒めの言葉をいただきました。

クーラーボックスに入れるのも一苦労


重量は3kg以上ありました。

ちなみに、正月にタコが好まれるのは、縁起がいいからだそうです。
4重の縁起かつぎだそうです。

1)8本足なので、末広がり
2)色: 紅白
3)語呂合わせ: 多幸 (幸多い)
4)語呂合わせ: 多子 (子だくさん)

ちょっと、欲張りのような気がしますが。。
2010年はいいことあるのでしょうか。

本日の釣果:

ヒラメ2匹 (大きい方:息子、小さい方:父親。。)

当然、刺身になりました。ぶつ切り風ですが。。
初めて5枚おろしなるものをやりました。
ヒラメなんて釣れる機会なかったし。

タコ

でっかいバケツに入っています。茨城の実家で11人で食べてもまだ残っています。ほんとでかいよ。

卵巣は、お義姉さんが甘辛く煮てくれました。

これ、初めてなので恐る恐る食べましたが、うまいです。まじうまいです。

白子も、お義姉さんがさっと塩ゆでにしてくれました。

これまた初めて食べましたが、トロっととろけてかなり美味です。
料理本によると、漁師さんしか食べられない貴重なものらしい。

残りは、生タコの刺身、ゆでタコの刺身、酢のもの、などなど、正月料理に使われて行きました。まだ残っていますが。


さてさて、2009年も終わりました。
素人の釣行記ですが、お付き合いいただきありがとうございました。

皆様のコメントに勇気づけられ、ここまで続けることができました。
来年も時間を見つけて記事を書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

皆様に、多幸あれ!


↓本当は、薪ストーブの記事をもっと書きたいのですが。。
 釣りにはまってしまった。。

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